株式会社ヒラノヤ 第二工場ムシリ工程の処理時間が約 1/5 に短縮

ムシリ工程の作業環境を変えようと思ったキッカケは?

2018 年 2 月、オーシャンテクノロジー株式会社が販売する「オートブランキングセパレーター」
(以下、『OT-ABS』)を新たに導入した経緯や導入効果について、化成品事業部製造部打抜課の渡邊主任に話を伺った。

株式会社ヒラノヤ 株式会社ヒラノヤは、昭和34年の創業以来、接着剤の販売を主業とし、オリジナル接着剤の開発、両面テープ等の包装資材販売、プラスティック製品の製造、販売など幅広い分野の事業を展開している。
しかし平成8年から業態変革を目指し、主に化粧品向けのパッケージやクリアケース、POPディスプレイ等の製造を手掛けるようになった。
現在もパッケージの製造や副資材の販売など、幅広く事業を展開している。中でも、化粧品のパッケージやクリアケースの製造に関しては、大手印刷紙器メーカーか らの厳しい納期や品質要求に応えるべく、自動化できる部分は機械化することで生産性の向上や労働環境の改善を積極的に推進している。

お話を伺った打抜課
渡邊 主任

昨今、多くの紙器製造メーカーにとってムシリは、手作業による効率の悪さや、重労働を嫌うが故の定着率の低さ、繁忙に比例した残業時間の増加、品質の劣化などが悩みの種である。そんな作業環境が当たり前になっている日本の紙器製造メーカーにあって、株式会社ヒラノヤもその例外ではなく、トムソン機1台が約2万通し(1日あたり)処理するのに対し、ムシリ2名でも、大凡その半分しか処理できず、結果、多くの仕掛品が工場内に滞留。必要な分だけを手ムシリする、所謂『かじり生産』を余儀なくされ、会社として抜本的な見直しが急務となっていた。昨年までは、この工程に対する有効な手立てが見出せず、結果、他部署のパートタイマーの応援を得ながら、残業でなんとか凌いできた。日々、受注量が増えるにつれ、従来の工程の流れの悪さや、残業時間の増加、作業従事者の疲弊など、労働環境を含めた働き方を早急に見直ししなければ、人材の確保や受注に対応することが困難になってきた。これまで見聞きしていたムシリ機の全てはピン方式であったため、品質が厳しい化粧品の化成品を含むパッケージには使えないと鼻から導入を検討していなかった。そんな折、注文元である大手印刷紙器メーカーから、面押し上げ方式を採用しているオーシャンテクノロジー株式会社のOT-ABSについて話を聞いたという。

OT-ABSを選択したポイントは? 「各社から多様なムシリ機や落丁機が出ているが、デジタル管理されていると余計な手間がかかり、とっつき難い印象が先に立った。しかしOT-ABSは機構がシンプルなため、抜型図面に基づいて面付けピッチを入力し、治具の取り付けを行うというセットの流れが誰でも簡単に出来るイメージが持てました。この事が機種選定における大きなポイントでした。」と渡邊主任は話ってくれた。
又、異品種の面付けが多いため、異種混入トラブルが問題になっていた同社としては、面単位で機械が抜いてくれることで、これらのトラブルが回避できることも、OT-ABSしか選択肢がないと、その判断を後押しした。

OT-ABSの導入後のメリットは? 導入前ムシリは2名で行っていたが、導入後1名がOT-ABS専従、他1名は手ムシリと、それぞれの役割を変更した 生産性は6面付けで試算すると、手ムシリで1パレットに対して2時間かかっていたものが、OT-ABSではセットを含め、これが40分で完了する。2パレット目以降はセットがないため、体感速度で言うと処理に要する時間は、従来の1/5になっていると思う。」と渡邊主任は語る。

ムシリ工程で異品種面付けの混入が“0”に! 一番の効果は、手ムシリを機械化したことで、懸案だった作業者の労働負担が大幅に軽減され、且つ、導入前より期待していた副次効果として見込んでいた異種混入を“0”にすることできた。今回OT-ABSを導入した第2工場では、付け合わせの比率がかなり高いため、特にその効果にも有効であるこが理解できた。

現在、第1工場にもOT-ABSの導入を視野に入れ、クリアパッケージ(PP、PET)での擦過に対する検証作業も行っている。現場の雰囲気から、一日でも早く第1工場にも導入をして欲しい、との思いを強く感じられた。

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